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ソニー見事に決勝進出 [テニス]

第24回テニス日本リーグ、昨日は準決勝が行われました。
予想通り三菱電機vsソニー、イカイvsリビックとなりました。
さて当然ながらソニーの応援席に陣取りました。
シングルスを2本取って、気楽にダブルスに臨みたいところです。
まずはS2、ソニーは松井、三菱電機は吉備です。まあ順当にいけば松井の勝ちでしょう。
試合開始、なんか両者慎重な立ち上がりの感じ。結構緩いボールを混ぜたり、サーブもそれほど速くない。でも松井は持ち味を出そうと、積極的に前に出ていきます。いいなあー、やっぱり僕はサーブ&ボレーが好きですね。吉備はあくまでベースラインにとどまっています。結局第1セットは1ブレークアップの6-4で松井が取ります。松井はたぶん1回もBPを取られなかったと思います。第2セットに入ると両者とも一段とギアアップ。吉備もサーブがより早くなってきました。
第1セットでは少なかったサービスエースも出始めます。両者ともサービスキープを続けていきます。
応援団もしきりに「ここでブレーク!」と気合を入れるものの中々ブレークはできません。まあ、このクラスになるとそう簡単にはブレークできませんね。しかし強い選手はここぞというところでポイントを取ります。確か4-4あたりで迎えた吉備のサービスゲーム、なんか吉備はこの辺が勝負どころとでも思って力んだんでしょう、あっさりBPを迎えました。これまでも0-40からまくってキープをしていた吉備ですが、松井はこういう要所では力を抜きません。追いつかせることなくブレーク。最後のサービスゲームも危なげなくキープしてゲームセット。6-4、6-4のストレートで勝ちました。
となりのコートでは守屋vs權が長い試合をしています。守屋は立ち上がりが悪く第1セットを4-6で落としています。權の徹底的に繋いでいく作戦が功を奏していますね。
しかし第2セットからは守屋が調子を上げてきました。
さて、ソニーvs三菱電機はS1、ダナイvs守屋。これは面白い戦いになると思っていました。Burnieで杉田はQFも進んで調子は良さそうだし、結構接戦になるだろう、、、、、
なーんて思っていましたが、審判台の付近に人が集まっています。杉田はすでに準備ができていますがダナイの姿が見えません。先ほど応援席で何か本を読んでいたのが見えましたし、S2の第2セット、第8ゲームあたりで下に降りて行くのは見えたんですがトイレにでも言っているのかと思いきや、、
な、な、なんと無情のアナウンスが会場に流れました。「ソニーのウドムチョク・ダナイ選手の怪我の調子が治らないためにS1は杉田選手の不戦勝です」
が、が、がーーーーーーーん!
えっ、なんで、なんで、なんで。後で聞いた話ですが右肩を壊しているそうです。
ひえーーー!こうなるとダブルスで決着がつくことになります。
うーーーん、大心配。まあ勝てない相手ではないでしょうがねー。

ダブルスですがソニーはマスケン・陳。去年のQFと同じペアです。昨年はミキの松井・石井と大接戦をしたことが蘇ります。陳と松井のサービスゲームは安定しており石井かマスケンのサービスゲームをどうブレークするかで勝敗が決まった試合でした。今年もそうなるような予感がします。
三菱電機は渡邉・瀬野。若いペア。
ソニー、三菱電機とも応援団は滅茶熱が入ります。
いよいよゲーム開始。三菱電機のサーブで始まります。まずは順当にキープ。第2ゲームは陳のサーブ。良い1stが入りましたが、当たりそこねのリターンが帰ってきてソニーにミスが出て0-30に、さらにもう1本取られて0-40に。いきなり大ピンチ。
しかし、ここから陳のビッグサーブが出てジュースに追いつき5ポイント連取でサービスキープ。これが大きかった。1-1で迎えた第3ゲーム。このリターンゲームで陳が見せます。フォアサイド、左利きの陳ですが2本続けてワイドに来たサーブをストレートにリターンエース。これで前衛はポーチに行けなくなりました。これは後々大きく効いていました。失敗しても良いんでこういうダウンザラインへのリターンは打っておくべきです。改めて痛感させる陳のナイスリターン。
結局このゲームをブレークして2-1でソニーがリード。第4ゲームはマスケンのサーブです。スピードはそれほどないんですがそれが帰って合わないのかキープします。
第2セットはこの後サービスキープが続き、6-4でソニーは取りました。
そうは言っても三菱電機も積極的にポーチに出たりして攻撃の姿勢を緩めません。
迎えた第2セット。BPもありながら三菱電機がサービスキープ。第2ゲーム、当然サーブは陳だと思ったんですがマスケンがサーブをします。うーーん、これはなんでだろう。どう考えても陳の方がサービスは良いんですがね~。まあそうは言っても無事キープして1-1。そうして迎えた第4ゲームは陳のサーブ。これを再びDFなども有り0-40としてしまいます。第2セットと同じ展開です。
1stが入ればまずチャンスが作れますし、2ndも恐ろしいほど回転がかかっていますからリターンミスが誘えます。1本目から2ndサーブを使っても良いんではと言うほどのサーブです。しかし30-40まで挽回するものの追い切れずにブレークを喫します。これで1-3のワンダウン。
ちょっと嫌な流れになってきました。おまけにダウンザラインのショットが減ってきており相手はポーチに出まくりです。特にマスケンのサービスゲームの時は3球目のポーチが目立ちます。
そろそろリターンでもダウンザラインを使うべきでは?なんて思いながら応援に励みます。
この後お互いにキープが続きます。1-4、2-4、2-5、3-5で迎えた第9ゲーム、ここで見事にブレークバックをして追いつきます。この辺から相手のポーチのタイミングを読み出し、リターンでもミスは有ったもののダウンザラインを交えます。特に陳は積極的にストレートにショットを繰り出していました。マスケンも3球目のポーチを読んで今まではクロスに打っていた展開で逆クロスに打ってエースが飛び出し始めました。こうなると流れは再びソニーに来ます。結局は第2セットも7-5でソニーが取り、2-1で決勝進出を決めました。
いやーーー、見事、見事。
これで久しぶりの決勝進出です。
この時点でイカイvsリビックはS2をリビックが取り1勝0敗でリビックがリード。S1は三橋vsニーマイヤーですがニーマイヤーが第1セットを取ってリード。早く終わったコートを使ってダブルスも始まっていましたがダブルスは岩美・本村がニールセン・黎相手に第1セットを6-4で取っていました。
決勝はやはりリビックか、と思って会場を後にしましたが終わってみればびっくり。ダブルススペシャリストの黎・ニールセンが2-1でダブルスを制し、決勝戦はソニーvsイカイとなりました。

まあ決勝進出の大きな原動力は予選第2ステージのイカイ戦が大きかった。それもS2で戦った松井の勝利が極めて大きかったと思います。あそこで負けていればQFを戦いSFはリビックだった訳ですからそうなるとSF敗退の可能性は低かったでしょう。松井は日本リーグになると本当に良い活躍をします。
さあ今日はいよいよ決勝戦です。ダナイが出場できると良いんですがもしだめだとかなりつらい。
S1を江戸で捨てるか、S2=マスケン、S1=松井、W=陳・江戸と順当に行く手も有りますがこれだと全敗の可能性も高くなるでしょう。
まあここまでくれば思いっきり決勝戦を楽しんでもらえれば良しとしましょう。
頑張れーーーー、ソニーーーーーーー!

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