SSブログ

第24回テニス日本リーグ ソニー見事に優勝 [テニス]

やってくれました。ソニー。
決勝戦はイカイとの対戦となりましたがS1、S2を勝ち見事に5年ぶり2度目の優勝を勝ち取ってくれました。
昨日、ウドムチョク・ダナイがWOで体調が気になったんですが、会場で挨拶が始まった時になんとなんと懐かしい顔がソニーチームにいるではないですか。一瞬目を疑ったんですがまぎれもなく慮彦勲がいます。先週のキーガンモーガンで1回戦を勝ち2回戦をロディックと戦い惜しくも敗退。このままアメリカで春の大試合を迎えると思っていましたがねえ。デルレイビーチにもエントリーはしていたもののWithdrawしていたんで万が一、ひょっとして?とは思っていましたが来てくれたんですね~。
聞けば土曜日の夜に日本に着いたようです。
これで俄然ソニーの優勝が現実味を帯びてきました。
イカイとは予選の第2ステージでも戦っていますがこの時は2勝1敗の接戦。S2の松井vs權の試合がカギを握っていました。しかし、この時はニーマイヤーがいませんから少しは違う展開になるかも、とも思いましたが、ニーマイヤーといえども今の慮には勝てるとは思えません。
まあダブルスはどう見てもイカイが上ですから決勝もS2を取った方が優勝だろうと予想できます。

その運命のS2から試合は始りました。
權は昨日守屋と戦っていましたがバックは全部スライスで徹底的に粘る作戦で戦っていました。今日も同じ戦いが予想されますが、松井が早めにネットを取る展開になればそのような先方ではきついだろうとも思われます。
案の定、そのような展開になりました。權のバックハンドスライスはミスも少なくネットすれすれの低い弾道で飛んできます。このスライスを嫌ってか。松井は權のフォアに球を集めたり、盛んにネットを取っていきます。こういう展開になると試合は一方的になっていきます。
第1セットはなんとベーグル。6-0で松井が取ります。BPを迎えることも有りましたがピンチになっても強力なサーブで切り抜けます。
第1セットの戦いでもうソニーの優勝を確信しました。
第2セット。權も戦法を変え、ネットプレーに出たりしますが流れは変えようもなく結局は6-3と危なげない試合展開でまずは1勝。
やはりサーブ&ボレーヤーの試合は好きですね。それには悪い展開を変えられるサーブの力が必要でしょうが勝った時の爽快さというのは本当に憧れます。
さて、S1です。イカイは2ndステージ同様佐藤を起用してきました。なんでだろう?佐藤文平に経験を積ませるつもりかな?
立ち上がりは一見互角とも見えるような展開で両者サービスキープが続き2-2となります。でも慮はいつもこういう立ち上がりをします。最初は様子見、相手を観察しているんでしょうかどんどんペースを上げていきます。サーブもそうですが深いショット、フラット気味に叩き込んでいくフォアハンド、コースを読ませない懐の深さ、どれをとっても佐藤とは明らかに一味も二味も違っていきます。
これがATP TOP100の選手の凄さをまざまざと見せつけます。
第5ゲーム以降は1ゲームも与えず、6-2で第1セットを取ります。第2セットは1ゲームも取れないんでは?と周りの仲間とも話していましたが第2セットはもう一方的な試合となっていきました。昨年フェデラーと良い試合をした実力の一片を見せつける試合で結局6-1と圧勝です。
この勝利で優勝を決めたソニーチームは全選手、関係者がコート上に来てハイタッチ。応援団からもエールが飛びます。その後各選手をたたえる全選手の名前をコールして喜びを表します。(実は僕が仕掛け人です)選手もそれにこたえて観客席に手を振ります。いやーーいい光景でした。
勝敗が決まったんでダブルスはどうなるかと思いましたが時間も早いためダブルスも行われました。
ソニーは陳・江戸、イカイは黎・ニールセン。勝つのは難しいでしょうが、2ndステージのリベンジを果たして欲しいところです。

 

なんか優勝が見えて気合が今一なんでしょうか。陳のサーブも昨日のようなスピード、切れがありません。いきなり陳のサービスゲームを落とします。その後は攻めの気持ちも出てきて互角の展開に持ち込みますが、結局はこの1ブレークが大きく響いて4-6で第1セットを奪われます。
第2セットに入ってからは陳のサービスも戻ってきて接戦になりましたが、第2セットも結局1ブレークダウンを喫し、4-6でストレートでの敗戦となりました。
2ndステージでは同じ相手に2-6、3-6で陳・増田で敗退していたんでまあ頑張ったと言えるでしょう。
さて、総括的にみると2ndステージのイカイ戦、今日の決勝のイカイ戦。ここでの松井の勝利が滅茶苦茶大きかった。後は昨日の三菱電機のダブルス。これがその次に大きな試合だったと言えるでしょう。それを象徴するように最優秀選手賞は松井が取りました。松井は本当に日本リーグでは良い働きをしてくれます。ミキプルーンの時もそうでした。S2と言うと力ではもっと上位の選手がいるということでは有りますが展開にとってはS1以上の重要性があります。もちろんダブルスにもおんなじことが言えます。ダブルスで社員選手としては十分な働きをしたのは陳でした。
見る目が有れば陳にも表彰をして欲しいところでしたが残念ながら表彰は有りませんでした。
それでも陳がいなければソニーの優勝がなかったのは間違いありません。どんどん年を取っていき次回はもっと辛い戦いもあるでしょうが陳にはキャプテンとしてチームを引っ張って行ってもらいたいですね。

今年は個人的には青山学院の箱根でのシード権確保、テニス日本リーグでの優勝と奇跡に近い快挙が続いています。これは今年の錦織の大ブレークに繋がっていくんでは、、、、、、
そんな予感がする第24回テニス日本リーグでした。

11208691.gifこの記事が良かったと思われたら左のボタンをクリックしてね!


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

種丸

師匠、お久&おめ♪
ソニーの優勝に続き、圭君のデルレイでの復活、
デ杯合宿開始と日本男子テニス界も慌しくなってきましたね。
熱い時期突入の景気付けで、圭君には頑張って欲しいですね。
クレグレも無理は禁物ですが・・・
by 種丸 (2010-02-22 14:54) 

takolin

種さん、おはです。
錦織、いよいよですね。
デ杯もいよいよですか。今年は良い年になる予感がビンビンしてます。
応援頑張りましょうね。
by takolin (2010-02-23 07:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。