エニアグラム

先日、暇なんでBOOK　OFFで何気なく本を見ていましたが懐かしい本を発見し思わず購入しました。
それは「エニアグラム」の本です。
エニアグラムとの出会いは7年ほど前です。
会社の研修で（50歳の研修で今後の人生観をしっかり持つための研修でした）自分の性格を知り、どのようなとらわれがあるか？違う性格の人とどう向き合うか？と言うことを知るためのものでした。

エニアグラムは質問に答えて判定されますが、これは血液型なんぞとは全く違いかなり正確な判定ができると思いました。
人間の性格と言うのはもうほとんど変化しないものです。ですから自分の性格を知る、周囲の人の性格を知ると言うのは結構重要なことだと思っています。事実僕もこのあとのマネージメントでは結構このエニアグラムを応用していました。当時数冊買った本もいつしかなくなってしまい、久しぶりにエニアグラムの本が手元にある状況になりました。

エニアグラムでは性格を9つに分けています。

 

タイプ1　理想が高く完璧さを求める人　
タイプ2　愛情深く人のために尽くす人　
タイプ3　成功を求め目標を達成する人　
タイプ4　違いを求め個性的であろうとする人　
タイプ5　人から離れて観察する人　　
タイプ6　安全を求め注意深く慎重な人　
タイプ7　楽しみを求めて冒険する人
タイプ8　挑戦的で自分の力で突き進む人
タイプ9　調和と平和を願う人
本によって表現は若干変わりますが上の9つの分類となります。
僕の勝手な解釈ですが、僕が最初に受けた質問票では、上記の9つのスコアがどうなっているか分かるものでした。
僕の結果はタイプ7がかなり高く、続いてタイプ2、タイプ8の順となりました。よって僕はタイプ7となるわけですが、同じタイプ7でも、次のスコアがどう違うかで結構差も出るような気がします。そう考えるともっと深い理解ができるような気がします。
この性格と言うのはいい悪いではありません。そういう性格なんですね。タイプ7の僕としてはタイプ4の人は理解不能に近いんですが、だからタイプ4が悪いと言う訳ではありません。
他人の性格が分かると「ああ、この人はこういう考え方をするんだから」と言うように理解することが可能です。エニアグラムを知るまでは「あいつはなんか嫌い」と避けていた人も「ああ彼はこういう性格だったんだ」と言うように変わりましたし、部下との付き合いも性格を意識してするようになりました。
逆に部下からも自分がどういう性格か分かってもらうことによりコミュニケーションが上がったように思います。
もちろん仕事の世界では性格だけで決まるわけはなく、スキル、知識、ノウハウ等も大きな要素ですが性格を知ることは組織運営と言う視点では重要だと思っています。

この後、僕はマーケティング・リサーチの会社に行くんですが、ここではライフスタイルの研究にも携わりました。ライフスタイルは性格よりはよっぽど流動的です。
性格、ライフスタイル等を把握するとかなり他者を理解する、自分を理解する、組織を理解すると言うことがより深くできるような気がします。

もしご興味が沸くようでしたら、ぜひ一度エニアグラムに触れられてはいかがでしょうか。きっと新しい発見ができると思います。
ただし、エニアグラムの本は絶版になっているものも多いんでBook　Off等の古本屋さんが適切かもしれません。
僕が購入した本は2冊です。
エニアグラム　9つの性格診断　中嶋　真澄　著　永岡書店　（コスモ文庫）　486円
9つの性格　鈴木　秀子　著　PHP研究所　1429円

もう少し詳しく知りたいと言う方がいらっしゃいましたら、また記事として書こうかとも思っていますんで遠慮なくコメントをいただければ幸いです。

コメント 2

おはです。

おもしろそうですね。探してこよっと・・。
自分の性格ってイマイチ自分自身で把握していないところがあるって言うか、認めたくないってところがありますよね。

今日は圭君の誕生日。考えてみれば忙しい年末に産まれたんですね。
手抜きをしていた掃除のつけが大掃除できてます。
あっちこっち痛いですよ。
by ｍｉｍｉ (2008-12-29 06:41) 

おはです。
最近はめっきり筆が進んでいませんが、もうじきですね。
来週からは錦織と添田の活躍に胸を膨らませたいですね。
さて、エニアグラムは本当に役に立ちますよ。
自分の性格、相手の性格これが分かると付き合い方もよい方に変わると思います。
by takolin (2008-12-29 13:12)